
失業保険の申請手続きや講習会の流れをまとめました。
ハローワークでの申請手続き
まずは申請に行かないと受給が始まらないため、できるだけ早くハローワークへ。
申請に必要な書類
- 離職票(2枚)
- マイナンバーカード
- 給付金を受給する口座の銀行キャッシュカード
ハローワークのホームページでは写真2枚が必要となっていましたが、毎回マイナンバーカードを提示することで省略が可能です。
離職票は退職前に会社へ依頼しておき、退職後に自宅に届きました。振込先口座や退職理由など自分で記入する欄があるため事前に記入して持参しましたが、分からなければ当日窓口で書くことも可能です。
離職票が届き次第、管轄のハローワークへ出向きました。
管轄のハローワークを訪問
ハローワークは住所によって管轄が決まっているため、好きな場所へ行けるわけではありません。
東京都の管轄一覧はこちら:
公共職業安定所管轄一覧(東京)|厚生労働省
受給中は最低でも月1回は出向く必要があるので、遠方だと少し負担になるかもしれません。
失業給付受給申請の流れ
窓口で離職票を提出し、本人確認(マイナンバーカード提示)後、退職理由や給付日数等の確認がありました。退職理由の確認は、自己都合退職なのか、会社都合退職なのか、の確認です。(細かい理由まで確認されるわけではないです)
給付金の振込口座の確認のため、キャッシュカードを提示するとその場で窓口の方が確認していました。
そのあと、認定スケジュールの説明がありました。受給説明会、初回認定日などの都合が悪くなければ、本日登録します、とのことだったので、ここで都合が悪い場合は、再度出直しになるのかもしれません。
問題なかったので、そのまま手続きを進めてもらい、申請に行った日が「受給資格決定日」となりました。
その後書類を受け取り、求職登録のため別の窓口へ案内されました。
受け取った書類:
- 雇用保険受給資格者のしおり
- 認定スケジュール
- 失業認定申告書
求職者登録
失業給付を受けるには、「求職中」である必要があります。そのためハローワークの求職者マイページの登録が必要となります。
こちらは、インターネットで登録ができるため、事前に登録しておきました。ただ結局当日も登録内容の確認などが必要だったため、事前に登録しておいたほうがスムーズなのかはよくわかりませんでした。
まだ働き方の希望がまとまっていなかったため、「急いで就職するつもりはなく、自分のペースで働ける仕事を探したい」と伝えました。
以上で手続きは終了です。待ち時間も含めて、1時間程度程でした。
雇用保険説明会
受給資格決定日の約2週間後に雇用保険説明会がありました。受付で「雇用保険受給資格者のしおり」を提示すると「雇用保険受給資格者証」を渡されました。これは今後、認定日やハロワでの職業相談の際に必要となります。
その後は説明会会場に案内され、失業給付の手続きについての説明があり、1時間程度で終了しました。
申請に行ったときはほとんど説明がなく書類を渡されただけだったので、ここで話を聞いて、失業認定申告書の記入方法や、求職活動について理解できました。
職業講習会
雇用保険説明会の翌週には職業講習会があり、再びハローワークへ。
参加は任意ですが、求職活動実績としてカウントされるため参加しました。
初回認定日までに1回の求職活動実績が必要なため、多くの人が最初の求職活動実績として利用しているようです。実際、雇用保険説明会で見かけた方も何人か参加されていました。
講習会は1時間半弱で、以下の説明がされました:
- 最近の雇用失業情勢
- 早期再就職のすすめ
- ハローワークサービス内容
- 求人票の見方
有効求人倍率は1.7倍だけど、事務職は0.43倍、保安職は15倍という話が印象的でした。事務職は競争率が高いんですね。
早期再就職すると再就職手当がでることや、ハローワークでできることなど、知らないことも多く、社会勉強になりました。
説明会と同日にやってくれたら1回ですんだのに、とは思いましたが、、、
最後に日付の入った受講証を受け取って終了。受講証は求職活動実績の記録として、初回認定日に提出します。
文章だとスケジュールが分かりにくいのでスケジュールについては、こちらの記事にまとめました:
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